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Suicaへのチャージによるポイント付与について
「ウォルマートカード セゾン・アメリカン・エキスプレスカード」は、「モバイルSuica」へのチャージ分も1,000円(税込)ごとにセゾンの「永久不滅ポイント」が1ポイント付与されます。「Suica」はJR東日本が発行しているカードなので、関東地区だけで使えるカードだと思っている人が多いです。
ですが、「モバイルSuica」はJR東日本エリアだけではなく、PASMO/ICOCA/PiTaPa/SAPICA/Kitaca/TOICA/manaca/SUGOCA/nimoca/はやかけんなど、提携各エリアにおける鉄道・バス等でも利用できるので、実際には北海道から九州まで全国を網羅しています。
最近は、特に「Apple Pay」の稼働が始まってから、Suicaの重要性が増してきています。
「ウォルマートカード セゾン・アメリカン・エキスプレスカード」は「Apple Pay」にも対応しているので、「Walletアプリ」内のSuicaにもチャージすればポイントが付与されます。
ということで、現在「モバイルSuica」にチャージしてポイントが貯まるクレジットカードは、かなりメリットが大きいです。
但し、Suicaにオートチャージが出来るクレジットカードは、現在「ビューカード」に限られているので、Suicaをよく利用するという方は「ビッグカメラSuicaカード」がお勧めです。
因みに、セゾン系のカードのうち「セゾンカードインターナショナル」などのカードは、事前登録の上で「永久不滅ポイント」と「nanacoポイント」の両方を貯めることが出来るサービスを受けられますが、残念ながら「ウォルマートカード セゾン・アメリカン・エキスプレスカード」は対象外になります。
Apple Payについて
iPhone7 / 7 Plus、Apple Watch Series 2から、「Apple Pay」が利用可能になりました。
「ウォルマートカード セゾン・アメリカン・エキスプレスカード」も「Apple Pay」に対応しています。
「Apple Pay」で利用できる電子マネーは、現在のところ、「Suica」もしくは「iD」か「QUICPay」になります。
「iD」か「QUICPay」の場合は両方利用できるのではなくて、「Apple Pay」に登録すると、クレジットカードによって自動的に「iD」か「QUICPay」のどちらかが割り当てられます。
これは、カード発行会社がどちらに対応しているかによって、自動的に決められるます。
「QUICPay」は、ソニーが開発したFeliCaを採用した電子決済サービスですが、JCB及び当時のイオンクレジットサービス(現在のイオンフィナンシャルサービス)が開発した技術です。
Walletアプリ内の「ウォルマートカード セゾン・アメリカン・エキスプレスカード」は、「QUICPay」として割り当てられますので、全国の「QUICPay」加盟店で使用できるということになります。
また、「Apple Pay」のSuica機能へのチャージに関してですが、ポイント付与の対象になります。
この「Suica」チャージに対してのポイント付与は、非常に大きなメリットです。
Apple Payに関しての詳細は、コチラのページで⇒Apple Payに関しての詳細
アメリカン・エキスプレス・セレクトについて(サービス終了)
残念ながら、「アメリカン・エキスプレス・セレクト」のプログラム提供は、2018年3月31日で終了しました。 ですが、「アメリカン・エキスプレス・セレクト」にあった特典の一部は、世界中から厳選した400以上のレストランにて優待特典をご利用頂ける、「アメリカン・エキスプレス・コネクト・インバイツ」に編入して継続されています。
また、海外で利用すると永久不滅ポイントが通常の2倍貯まる「海外2倍ポイント」も、「ウォルマートカード セゾン・アメリカン・エキスプレスカード」の特徴の一つです。
アメリカン・エキスプレス・コネクトについて
アメリカン・エキスプレス・カード特有の特典として、「アメリカン・エキスプレス・コネクト」という特典も受けられます。
「アメリカン・エキスプレス・コネクト」は、アメリカンエキスプレスブランドで受けることのできる特典をまとめたWEBサイトになります。
上記の「アメリカン・エキスプレス・セレクト(サービス終了)」は、「アメリカン・エキスプレス・コネクト」の中でも紹介されているので、広い意味で言うとこちらの「アメリカン・エキスプレス・コネクト」の方が大元のサービスという事になります。
日本独自のサービスというよりも、世界中のアメックスホルダーを対象にしているサービスなので、例えば「American Express Invites」の中で紹介されているレストランなどの情報は、全て英語バージョンになっており世界中のレストランの中から選りすぐりのお店を紹介しています。
また、これは日本語対応していますが、50か国の有名ゴルフ場を簡単に検索して予約ができ、5%(既存会員)~15%(新規会員)の割引きが受けられる「golfscape(ゴルフスケープ)」もあります。
女性会員向けに「クラブエッセンシア」というサービスがあり、ショッピング・トラベル・エンターテインメント・ダイニング特典情報を提供しています。
エクスペディアもコチラのページを経由し、記載のクーポンコードを入力することで、海外/国内ホテル8%オフクーポンおよび海外ツアー料金(航空券+ホテル)3,750円オフのサービスを受けられます。
個人的にアメックスを所有しているし、エクスペディアもよく利用しているので、コチラ経由でエクスペディアで予約したこともありますが、エクスペディアが送ってくるメールの方が割引率が高いことも多いので、これは内容を比較して使い分けています。
エクスペディアからは、30%引きや半額などのメールが頻繁に送られてくるので…
尚、「ウォルマートカード セゾン・アメリカン・エキスプレスカード」は、プロパーカードではなくて提携カードになりますが、「アメリカン・エキスプレス・コネクト」などの特典は利用できます。
ウォルマートカード の付帯保険について
アメリカン・エキスプレスカードには、通常充分すぎるほどの付帯保険がついているのですが、「ウォルマートカード セゾン・アメリカン・エキスプレスカード」には、付帯保険(海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険、ショッピング保険)は、全て付帯されていません。
アメリカン・エキスプレスカードとは言っても、年会費無料の提携カードなので、付帯されないのは当然といえば当然かもしれません。
セゾン系のカードでも、年会費がかかるアメリカン・エキスプレスカードには、保険が付帯されています。
因みに、年会費無料のカードで、旅行傷害保険が充実しているお勧めのカードは下記になります。
- ◇リクルートカード
- 海外旅行傷害保険:最高2,000万円(利用付帯)
- 国内旅行傷害保険:最高1,000万円(利用付帯)
- ショッピング保険:国内・海外両方とも年間200万円まで付帯(免責 3,000円)
- ◇JCB CARD R(リボ払い専用カード)
- 海外旅行傷害保険:最高2,000万円(利用付帯)
- ショッピング保険:海外のみ年間最高100万円まで付帯
- ◇エポスカード(Visa)
- 海外旅行傷害保険:最高500万円(自動付帯)
安心のオンラインプロテクションについて
「ウォルマートカード セゾン・アメリカン・エキスプレスカード」には、オンラインプロテクションが付帯されています。
「オンライン・プロテクション」で、心当たりのないインターネット上での不正使用による損害が補償されます。
オンライン・ショッピングにおける不正使用とクレディセゾンが確認できた場合、その時に上がった売上が補償の対象となります。
注意が必要なのは、不正使用の調査や確認に60日程度の時間がかかる場合があるので、一旦売上が上がって引き落とされる事もあります。
店舗まで出かけて買い物をしない…、最近はインターネットでの買い物が多い…そんな方にはオススメの機能になります。
下記は、「オンラインプロテクション」が付帯されている主なクレジットカードです。
- JCBカード全般
- 楽天カード
- アメリカン エキスプレス カード全般
- 三井住友カード全般
- 三菱UFJニコスカード全般
- セゾンカード全般
クレジットカード大手と言われている会社のカードには、一般的に「オンラインプロテクション」が付帯されています。
やはり、よくWEB上で買い物をする方は、このように「オンラインプロテクション」でカバーしてくれるカードを選ぶべきではないでしょうか?
また、「ショッピング保険」と「オンラインプロテクション」を混同する方がいらっしゃいますが、違いは下記になります。
ショッピング保険 | クレジットカードで購入した商品が壊れたり、盗まれたりしたときに補償してもらえる保険 |
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オンラインプロテクション | クレジットカードの情報が悪用されて通販サイトなどで不正利用された際に、その不正利用による損害を補償してくれる保険 |
ウォルマートカードのデメリットについて
「ウォルマートカード セゾン・アメリカン・エキスプレスカード」のデメリットは、アメックスなのに海外旅行傷害保険・国内旅行傷害保険が付帯されないことです。
これは、アメックスとは言え年会費無料なので致し方ありません。
よく海外旅行に行かれる方、どうしてもショッピング保険が必要な方は、そのような補償がついたカードを他に所有することをお勧めします。
例えば、海外旅行障害保険が自動付帯して、しかも年会費無料のカードでお勧めなのは、「エポスカード」や「JCB EIT」になります。
年会費無料ですし、これらのカードをサブカードとして持っていれば、安心できるのではないでしょうか?
もう一つのデメリットとして、還元率が0.5%と普通、というか低めであること。
ショッピングに適したクレジットカードなので、もう少し還元率が高ければ最高なのですが、その欠点をカバーするのがポイントの有効期限がない「永久不滅ポイント」ということなんでしょう。
セゾン系のカードでポイントを多めに貯めるには、ネットショッピングをする場合、「セゾンポイントモール」経由で商品購入したりサービスを受けるのが必須だということになります。
期間限定になりますが、最大30倍のポイントを貰えることもあるので、一手間かかりますが、まず「セゾンポイントモール」の情報をチェックすることが重要だということです。
また、コストコを利用するのでアメックスカードを作る必要があるが、アメックスのプロパーカードは作るのにハードルが高いから、「ウォルマートカード セゾン・アメリカン・エキスプレスカード」を作りたいもしくはもう既に所有している…という方も多いかもしれません。
残念なことに、コストコで唯一利用できたアメックスカードは、2018年1月31日以降使えなくなり、2018年2月1日からはマスターカードブランドのクレジットカードしか使用できなくなります。
ということで、コストコを利用している方にとっては、デメリットが一つ増えたかもしれません。
ウォルマートカードのメリットについて
セゾン系のクレジットカードの最大の特徴、そしてメリットは、「永久不滅ポイント」にあると思っています。
「ウォルマートカード セゾン・アメリカン・エキスプレスカード」のメリットをまとめると、
- ポイントに有効期限がない「永久不滅ポイント制度」
- 年会費が無料
- 家族カード・ETCカードの年会費も無料
- 毎月5日と20日は、全国の西友・リヴィン・サニーで5%OFF
- 「Suica」へのチャージでポイントが付与される
- オンラインプロテクションが付帯されている
- 海外で利用すると永久不滅ポイントが通常の2倍貯まる「海外2倍ポイント」
「ウォルマートカード セゾン・アメリカン・エキスプレスカード」は、基本的に西友のハウスカードです。
特に、近所に西友があり週に何度も西友で買い物をしているという方には、お薦めのカードです。
と言うよりも、近くに西友があり頻繁に利用している方は、この「ウォルマートカード」を持っていない場合、明らかに損をしているとも言えます。
年会費無料ですし、持っておいてもデメリットにはならないのではないでしょうか?
また、「Suica」へのチャージでもポイントが付与されるメリットも非常に大きく、Suicaを普段使いしている方には特にお薦め!
「Apple Pay」の重要性が増している昨今では、「Suica」へのチャージでポイントが貯まるクレジットカードの活躍の場が益々広がってくると思います。