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nanacoへのチャージでポイント付与
2020年3月12日よりnanacoへのクレジットチャージ用に登録できるカードは、「セブンカード・プラス」と「セブンカード(新規発行は終了)」のみとなりました。
既に上記以外のクレジットカードを登録している場合は、引き続きチャージが可能ですが、カードの有効期限後に再登録することはできません。
セディナカードのメリットの一つに、nanacoへのチャージでポイントが貯まることが挙げられます。
ネット上には、セディナカードのJCBブランドだけnanacoのチャージポイントが貯まるとの情報が多いですが、セディナカードの「よくある質問」などをくまなく調べても、JCBだけとの指定はありません。
ご自分のMasterCardでチャージしてみたらポイントが付いたというブログの情報も見つけたので、JCBだけポイントが付くわけではなさそうです。
ところで、なぜ電子マネーへのチャージでポイントが付与されるとそんなに有利なのかと言うと…
まず「nanaco」を例に取ると、セブンイレブンでは、nanacoで税金(所得税、住民税、国民年金、国民健康保険、固定資産税、自動車税、不動産取得税など)や公共料金などの支払いができるからです。
(※2019年以降の所得税納付書はQRコードで発行されるみたいですが、セブンイレブンのレジで支払うにはバーコード納付書が必要みたいです。)
税金や公共料金払いのnanaco利用分に対するポイントはつきませんが、nanacoにチャージしてポイントが付けば、金額の大きな税金や公共料金はポイントが貯まりやすいので、かなりお得だというわけです。
通常、税金や公共料金払いの金額は大きいことが多く、nanacoへチャージすることで大きくポイントを貯めることが出来るのです。
また、セブンイレブンで通常の商品を購入した場合、nanacoへのチャージもらえるポイントの他にも、nanacoポイントも貰えるのでポイントの2重取りも出来るということになります。
現状では、電子マネーで税金を支払うことが出来るのは、WAONとnanacoのみになります。
しかし、WAONで税金や公共料金を支払うことが出来るコンビニは、現状では「ミニストップ」のみです。
その上、オートチャージでのみポイント付与、オートチャージは1日1回のみ、税金の支払いも5万円が上限、複数のWAON払いは不可、などと制限が非常に多いのです。
ですから、どこにでもあるセブンイレブンで使えるnanacoにチャージして、ポイントがもらえるクレジットカードは非常にポイントが貯めやすいカードなのです。
nanacoチャージについては、コチラでも書いています。
QUICPayの利用とQUICPay(nanaco)でポイント二重取り
「セディナカード」は、QUICPayが利用できます。
「QUICPay(クイックペイ)」は、JCBが開発した後払い方式の電子マネーです。
最初にクレジットカードと紐付けすれば、「QUICPay(クイックペイ)」として利用した金額がクレジットカード使用分として取り込まれます。
nanacoやSuicaなどのように前もってチャージする必要がなく、利用分は毎月のクレジットカードの支払いと合算されて請求されます。
ですから、レジで電子マネーのお金が不足して慌てる必要もなく、そのまま支払うことが出来ます。
「セディナカード」の「QUICPay」には、下記の4種類の利用方法があります。
- セディナQUICPayカード
- セディナQUICPayモバイル
- QUICPay(nanaco)
- スピードパスプラス
1.のセディナQUICPayカードは、QUICPayの機能だけが利用できる専用のカード型「QUICPay」になります。
独立したカード型なので財布に簡単にしまう事ができますが、最近は店舗ごとのポイントカードなども数多く存在するので、カードの枚数がかさばって財布が膨らんでしまうというデメリットもあります。
2.のセディナQUICPayモバイルは、Androidやおサイフケータイ対応の携帯電話で利用するタイプの「QUICPay」になります。
4.のスピードパスプラスは、全国のエッソ・モービル・ゼネラルのセルフステーション「 エクスプレス」や、コンビニ/レストランなど様々な場所で支払いが可能な、キーホルダー型の電子マネー「QUICPay」です。
3.のQUICPay(nanaco)に関してですが、通常nanacoには「QUICPay」の機能が付いています。
nanacoの裏面を見ればわかります。
nanacoに搭載のQUICPayで支払うと言うと、何だか意味がよくわからなくなりますが、あまり深く考える必要はありません。
いつもはnanacoで先に入金して使うのを、QUICPayで後払いで買い物をする…そんな感じで覚えておいて下さい。
事前に電子マネーにチャージする必要が無いので、現金を持ち歩く必要もなく便利です。
気をつける必要があるのは、支払いをするときには、必ず「QUICPayで支払います」と言って下さい。
「nanacoで支払う」か「QUICPayで支払う」か店員さんに言わないと、店員さんはそのままnanacoとして精算をします。
というのは、nanacoとクレカを紐付けするだけで、カードはそのnanacoをそのまま使用するため、見ただけでは違いが全くわからないからです。
そのまま何も言わずにnanacoで支払ったら、nanacoに残っているお金が自動的に引き落とされてしまいます。
利用するカードは、「nanacoカード」1枚だけです。
この「nanacoカード」の中に、セブンイレブンで利用する「nanaco機能の付いたカード」と、クレジットカードと「QUICPay機能」を紐付けした「QUICPay(nanaco)」が同居する形になります。
1枚の普通の「nanacoカード」が、「nanaco」のプリペイド型機能(先払い)と、「QUICPay」のポストペイ型機能(後払い)の、2つの機能を持ったカードへ変身するわけです。
という事で、nanacoと一体型になっているQUICPayなので、「QUICPay(nanaco)」と呼ばれます。
元々セブイレブンのnanacoカードを持っている方は、そのカードと「セディナカード」を「OMCPlus」のサイト上にて紐付けすることで、後払い型の電子マネーとして使用することが出来るようになります。
nanacoをお持ちでない方は、お近くのセブンイレブンなどで購入した後、「OMCPlus」で申し込み手続きを行います。
申し込んでから2~3週間と時間はかかりますが、「nanacoカード」に割り当てられている「QUICPay」とクレジットカードを紐付けるだけで、「QUICPay(nanaco)」は使えるようになります。
上記にもあるように、「nanaco」は「QUICPay(nanaco)」として利用可能で、「QUICPay(nanaco)」で使用した場合は「わくわくポイント」が貯まります。
7-11で「QUICPay(nanaco)」を利用して1,000円の買い物した場合、「わくわくポイント」が5ポイントされますが、更にnanacoポイントも5ポイント(200円毎に1nanacoポイント)付与されます。
また、セブンイレブンでは、対象商品を「nanaco」若しくは「QUICPay」で支払った場合にもらえるボーナスポイントもあります。
わくわくポイント5ポイントは、nanacoポイントに換算しても5ポイントなので、ボーナスポイント対象商品を購入した場合、計10nanacoポイント+ボーナスポイントもらえることになります。
このように、7-11で「QUICPay(nanaco)」を利用した場合は、ポイントの2重取り(+ボーナスポイント)が出来るということです。
セブンイレブンで買い物をする場合には、「nanacoカード」ではなくて、「QUICPay払いで、お願いします!」と伝えて、「QUICPay(nanaco)」で支払う方が断然お得になるということです。
但し、若干不利になる点もあります。
セブンイレブンでは、下記のようなキャンペーンを定期的に開催しています。
- 5点チルド商品をnanacoで購入すると、何種類かの商品の中から1点が無料になる。
- 5点飲料をnanacoで購入すると、何種類かの商品の中か1点飲料が無料になる。
- nanacoを利用するとポイントが2倍になるキャンペーン
これらの「nanacoカードで支払うともらえるキャンペーン特典」は、「QUICPay(nanaco)」払いでは適用されないと思います。
Suicaへのチャージポイント&Apple Payについて
「セディナカード」は、Suicaへのチャージでポイントが付くのも、非常に大きなメリットです。特に、仕事上電車をよく利用される方、定期券が必要な方、最近は特にApple Payをよく利用する方には、Suicaチャージでポイントが付くカードはポイントを貯めるのに好都合です。
iPhone7 / 7 Plus、Apple Watch Series 2から、「Apple Pay」が利用可能になりました。
「セディナカード」は当初対応していませんでしたが、2017年3月31日から利用可能になっています。
「Apple Pay」で利用できる電子マネーは、現在のところ、「Suica」もしくは「iD」か「QUICPay」になります。
「iD」か「QUICPay」の場合は両方利用できるのではなくて、「Apple Pay」に登録すると、クレジットカードによって自動的に「iD」か「QUICPay」のどちらかが割り当てられます。
これは、カード発行会社がどちらに対応しているかによって、自動的に決められるます。
「セディナカード」では「QUICPay」が利用できるのですが、「Apple Pay」の場合は「iD」が割り当てられます。もし、「Apple Pay」に登録してある「セディナカード」で支払う場合は、「クレジットカードで支払います!」ではなくて、「iDで支払います!」とレジで伝える必要があります。
現在、Apple PayでSuicaにオートチャージできるのは「ビューカード」だけですが、オートチャージは出来なくても、Walletアプリに登録することでクレジットカードからSuicaに直接チャージできます。
但し、「Walletアプリ」に登録したVisaカードからは、直接Suicaにはチャージできないので、VisaカードでSuicaにチャージするには「Suicaアプリ」への登録が必要になります。
JCBとMasterCardブランドのクレジットカードからは、「Walletアプリ」から直接Suicaにチャージできます。
上にも述べたように、Suicaにオートチャージ出来るのは「ビューカード」のみですが、オートチャージは便利である反面、お金の管理が苦手な方にとっては危険です。
と言うのは、設定した金額を下回ると自動的にお金がチャージされるので、いくら使ったかわからなくなる恐れがあるからです。
Suicaにオートチャージ出来ないクレカが、Suicaにオートチャージ出来る「ビューカード」に劣るかというと、そこまでのデメリットにはならないでしょう。
それよりも、Suicaへのチャージでポイントが付く事自体が、大きなメリットになるのです。
「セディナカード」は、2017年10月1日 ~ 2018年3月31日の期間「Apple Payポイントキャンペーン」を行っています。
ポイント10倍ということは還元率5.0%という事になるので、この機会を逃すことは損をするということですね…
尚、ポイント10倍の対象上限は、毎月10万円(税込)の利用合計分までとなっています。
Apple Pay(アップルペイ)に関する詳細はコチラ
また、「セディナカード」は、「SMART ICOCA」へのチャージもポイント付与対象になります。
「SMART ICOCA」は、元々関西圏の電子マネーなので、特に関西圏にお住まいの方は持っている人が多いのですが、旅行や出張等で東京周辺に行かれる方も、Suicaエリアでも利用できるので非常に利便性が高くなっています。
またSuica同様に、セブンイレブンを始めとしたコンビニエンスストアや百貨店、マクドナルドやすき家などのチェーン飲食店、駅ナカの店舗でも利用できるので、この「SMART ICOCA」にチャージしてポイントが貯まるのは大きなメリットです。
残念ながら、「楽天Edy」へのチャージに関してはポイント対象外になります。
「セディナカード」は、このように「nanaco」や「モバイルSuica」へのチャージでポイント付与されるカードとして、大きくポイントを貯めることができる便利なカードですが、最近はカードの改悪によってnanaco等へのチャージポイントが無くなるクレカが増えています。
現状「セディナカード」もチャージポイントが付与されますが、将来に渡ってこのメリットが続くかどうかはわかりません。
これらのメリットが使えるうちは、どんどん利用したほうが良さそうです。
付帯保険について
セディナカードには、残念ながら旅行傷害保険は付帯されていません。年会費が無料のカードなので、そこまで期待するのにも無理があるかもしれません。
ショッピング保険は付帯されています。 「セディナカードJiyu!da!」には国内旅行傷害保険、「セディナカードゴールド」「セディナカードファースト」や「セディナカードクラシック」だと、海外・国内両方の旅行傷害保険が付帯されています。各カードのショッピング保険の内訳は、下記の通りになります。
項目 | セディナカード セディナカードJiyu!da! |
セディナカードクラシック カードファースト |
セディナカードゴールド |
---|---|---|---|
補償限度額 (1年間の限度額) |
50万円 | 50万円 | 300万円 |
免責 (1事故の自己負担額) |
3,000円 | 3,000円 | 3,000円 |
対象期間 | 180日間 | 180日間 | 90日間 |
1点あたりの購入金額 | 1商品1万円~50万円 | 1商品1万円~ | カード利用のみで対象 |
一般的なクレジットカードのショッピング保険は、補償期間が90日間になる事が多いですが、「セディナカード」「セディナカードJiyu!da!」「セディナカードクラシック」の場合は180日間と通常の倍の期間補償されているので、かなりいい条件なのではないでしょうか?
それに比べると、ゴールドカードの方が対象期間は短いですが、1商品あたりの限度額が規定されていないので、年間の限度額300万円までの商品は全て(対象とならない商品を除く)と言う事でしょう。
補償対象にならない商品には、船舶、航空機、自動車、自転車、サーフボード、義歯、義肢、コンタクトレンズ、眼鏡、現金、小切手、手形、切手、動物、植物、乗車券等、チケット、電子マネー、食料品、美術品、絵画などがあります。
ゴールドカードの場合、携帯電話、ノート型パソコン、ポケベル、これらの付属品も対象外になっています。
各カードの国内旅行傷害保険の内訳は、下記の通りになります。
項目 | セディナカードJiyu!da! | セディナカードクラシック カードファースト |
セディナカードゴールド |
---|---|---|---|
死亡・後遺障害 自動付帯 |
なし | なし | 最高1,000万円 |
死亡・後遺障害 利用付帯 |
最高1,000万円 | 最高1,000万円 | 最高4,000万円 |
入院保険金日額 (フランチャイズ7日間) |
3,000円 | 3,000円 | 5,000円 |
通院保険金日額 (フランチャイズ7日間) |
2,000円 | 2,000円 | 2,000円 |
各カードの海外旅行傷害保険の内訳は、下記の通りになります。
項目 | セディナカードJiyu!da! | セディナカードクラシック カードファースト |
セディナカードゴールド |
---|---|---|---|
傷害死亡・後遺障害 自動付帯 |
なし | なし | 最高2,000万円 |
傷害死亡・後遺障害 利用付帯 |
なし | 最高1,000万円 | 最高8,000万円 |
傷害治療費用 (1事故の限度額) |
なし | 100万円 | 300万円 |
疾病治療費用 (1事故の限度額) |
なし | 100万円 | 300万円 |
賠償責任 (1事故の限度額) |
なし | 1,000万円 免責:なし |
5,000万円 免責:なし |
救援者費用 (1年間の限度額) |
なし | 100万円 | 500万円 |
携行品損害 (1旅行かつ1年間限度額) |
なし | 10万円 免責:3,000円 |
50万円 免責:3,000円 |
クレジットカードの審査に関して
セディナカードの申込資格もそうですが、基本的にどのクレジットカードも、申込資格は高校生を除く18歳以上になっています。
高校生を除く18歳以上の方なら申し込みは可能ですが、全ての方が審査に通るわけではありません。
審査に簡単に通る方もいれば、あっけなく落ちる方もいます。
申し込むための最低条件が「高校生を除く18歳以上の方」であるだけで、カード会社ごとに厳正な審査を行います。
カード会社には、それぞれ会社ごとに一定の審査基準があり、一般的には、安定的な収入があって、勤続年数が長いほど審査に有利になります。
収入が安定しておらず勤続年数も短いと、当然審査には不利になります。
金融関連の個人情報は、「CIC」「JICC」「全国銀行個人信用情報センター」などの信用情報機関というところで管理されています。
そして、カード利用などで遅延・滞納・延滞などが発生した場合、これらの信用情報機関に事故情報として記載され、ある一定期間その情報は表示されます。
審査のための情報が必要になる際には、金融機関は必ずこれらの信用情報機関を調べます。
遅延・滞納・延滞などの不利な情報は、当然審査に影響を与え、より厳しくなります。
誰かがクレジットカードを申込んだ場合、カード会社はまずこれらの信用情報機関でその人のクレジットカードの利用歴(クレヒス)を調べます。
ですが、これまで一度もクレジットカードを作ったことのない人のクレヒスは、これらの信用情報機関のどこにも存在しないはずです。
ということは、審査の判断材料が少なくなるので、審査はより厳しい状況になります。
特に、クレジットカードにキャッシング枠を希望し、その金額を大きめにした場合、審査が厳しくなります。
ですので、初めてクレジットカードを申し込む場合は、キャッシング枠を0にするか、5~10万などの小さめの額にすれば審査が通りやすくなるはずです。
ところが、クレジットカードをこれまで作ったことがないのに、信用情報機関にクレヒスが残っている場合もあります。
それは、ドコモやauなどで携帯やスマホを契約し、ローンで購入した事がある場合です。
iPhoneなどをドコモなどで契約する場合、契約自体は割りと簡単に終了し、大抵はiPhoneをその場で受け取ることが出来ますよね?
ですから、iPhoneはドコモなどのキャリアと契約したものと思っている方が多いですが、実はローン会社とローン契約を交わして購入しています。
スマホ本体が10万円以下の場合、簡易審査となり、ドコモなどの判断により契約を結ぶので、よほどのことがない限り契約はできます。
ところが、iPhoneXのように商品代金が10万円を超えるような場合は、割賦審査となるのでローン会社による支払可能見込額調査が入ります。
実際に、iPhoneXの予約をして店舗に受け取りに行ったのに、審査が下りなくてキャンセルになったという話が沢山ツイッターで出回っていました。
ココで重要なのは、10万円以下ののスマホを契約しその場で受け取った場合でも、ローン会社と契約しているということを知らない人があまりにも多いということです。
特に、まだクレジットカードを作ったことのない若い人に多いです。
そういう情報を知らない人に限って、毎月の支払いもあまり重要視しなくて、支払いが遅れ何度も携帯を止められたりします。
このようなケースも、ひどくなると遅延・滞納・延滞などの情報として、信用情報機関に載ります。
そして、一度信用情報機関に掲載されると、非常にまずいことになり、クレジットカードなどの審査にも大きく影響します。
話をまとめると…
携帯会社との2年契約で手に入れた、スマホや携帯の支払いの一部(本体料金)も、厳密に言えばクレジットカードの分割ローンと同じです。 将来クレジットカードの取得を考えている方にとって、毎月忘れずにスマホ代を支払うことは、非常に重要な事ですので忘れないで下さい!セディナカードのメリット・デメリット
これまでセディナカードのメリットを色々説明してきましたが、ではデメリットはどうでしょう?
まず、還元率は0.5%なので、ごく普通というかそんなに高くありません。
還元率を上げるには、利用金額によってポイントが加算されるという「トクトク!ステージ」を利用して、翌年以降の還元率アップを目指す必要があります。
その反面、月間利用200円ごとにポイントが付与されるため、1,000円ごとにポイント付与されるカードや、利用単位ごとにポイント付与されるカードに比べると有利になっています。
また、セディナカードには「OMC」マークの有るカードがありますが、セディナカードの一般カードにはマークが入っていません。
「OMC」マークの有るカードの場合、ダイエーやイオンでわくわくポイントが毎日3倍になるので、近所にダイエーやイオンがある方はメリットを利用できません。
そして、ETCカードの年会費は無料ですが、新規発行手数料に1,100円(税込)かかることもデメリットです。
ショッピング保険が付帯されているのは有利な点ですが、旅行傷害保険が全く付帯されていないのもデメリットかもしれません。
ですが、セディナカードと併用して旅行傷害保険付帯する他のカードを所有することで、このデメリットを補う事も可能です。
年会費無料のカードで、旅行傷害保険が充実しているお勧めのカードは下記になります。
- 海外旅行傷害保険:最高2,000万円(利用付帯)
- 国内旅行傷害保険:最高1,000万円(利用付帯)
- ショッピング保険:国内・海外両方とも年間200万円まで付帯(免責 3,000円)
JCB CARD R
- (リボ払い専用カード)
- 海外旅行傷害保険:最高2,000万円(利用付帯)
- ショッピング保険:海外のみ年間最高100万円まで付帯
- (Visa)
- 海外旅行傷害保険:最高500万円(自動付帯)
ではここで、メリットをまとめてみます。
「セディナカード」のメリット
- 年会費が無料
- 家族カード・ETCカードの年会費が無料
- 海外キャッシング機能を利用し外貨を現地ATMで出金、「ペイジー」で返金することで最小限の利息・手数料で済む
- セディナポイントUPモール経由でポイントアップ
- セブンイレブンでのカード利用で、わくわくポイントが3倍付与
- nanacoへのチャージでポイント付与
- Suicaへのチャージでポイント付与
- セブンイレブンでのQUICPay(nanaco)の利用で、ポイント二重取り
- ショッピング保険が付帯
また、三井住友銀行に口座を持っている方で、SMBCポイントアップ契約口座からセディナカードの利用分を引き落としすると、翌々月の三井住友銀行のATM時間外手数料が無料に、コンビニでのATM時間外手数料やATM利用手数料が月3回まで無料になります。
上記のようにメリットが多いですが、やはり還元率0.5%と低いことが気になります。
還元率を上げるためには、やはり「トクトク!ステージ」を利用して翌年以降の還元率を上げるか、「セディナポイントUPモール」経由でショッピングをする方法をうまく利用するしかありません。
また、近所にセブンイレブンやその他のコンビニがある場合、nanacoやSuicaへチャージししたりQUICPay(nanaco)を利用することが、ポイントを上手に貯める一つの方法です。
海外キャッシング機能を利用することが大きな特徴なのに、海外旅行傷害保険が付帯されていないのも気になります。
これらのことを考えると、還元率の高くて旅行傷害保険が付帯されているカードをメインカードとして利用し、「セディナカード」をサブカードとして利用するという方法が良いのかもしれません。
因みに、年会費無料のカードで、旅行傷害保険が充実しているお勧めのカードは下記になります。
- 海外旅行傷害保険:最高2,000万円(利用付帯)
- 国内旅行傷害保険:最高1,000万円(利用付帯)
- ショッピング保険:国内・海外両方とも年間200万円まで付帯(免責 3,000円)
- (リボ払い専用カード)
- 海外旅行傷害保険:最高2,000万円(自動付帯)
- ショッピング保険:国内・海外両方とも年間100万円まで付帯
- (Visa)
- 海外旅行傷害保険:最高500万円(自動付帯)
この中では、特に還元率1.2%のリクルートカードは、「nanaco」「モバイルSuica」へのチャージでもポイント付与の対象になるので、メインカードとして選択し「セディナカード」と組み合わせるのもお薦めです。