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フライト時&入会・継続時に貰えるボーナスマイル

ANAアメックスカードを利用することで、通常のフライトマイルに加えて、区間ごとに10%ボーナスマイルが貰えます。

下記に、運賃の種類ごとに積算率とフライトマイル&ボーナスマイル(例:羽田-伊丹間)をまとめてみました。

羽田-伊丹間の基本マイル数は、280マイルになります。

対象の運賃 積算率 フライトマイル ボーナスマイル
プレミアム運賃 150% 420マイル 42マイル
ANA VALUE PREMIUM 3
ANA SUPER VALUE PREMIUM 28等
125% 350マイル 35マイル
ANA FLEX
ビジネスきっぷ等
100% 280マイル 28マイル
プレミアム包括旅行割引運賃
海外乗継割引スペシャル等
100% 280マイル 28マイル
ANA VALUE 1
ANA VALUE 3等
75% 210マイル 21マイル
ANA SUPER VALUE 21・28・45・55・75等 75% 210マイル 21マイル
個人包括旅行割引運賃
包括旅行DP割引運賃等
50% 140マイル 14マイル

 

もし、カードが「ANAアメックス・ゴールド」などのゴールドカードになると、ボーナスマイルは25%に増えます。

「ANAアメックス・ゴールド」の場合の、運賃の種類ごとの積算率とフライトマイル&ボーナスマイル(例:羽田-伊丹間)は下記になります。

対象の運賃 積算率 フライトマイル ボーナスマイル
プレミアム運賃 150% 420マイル 105マイル
ANA VALUE PREMIUM 3
ANA SUPER VALUE PREMIUM 28等
125% 350マイル 87マイル
ANA FLEX
ビジネスきっぷ等
100% 280マイル 70マイル
プレミアム包括旅行割引運賃
海外乗継割引スペシャル等
100% 280マイル 70マイル
ANA VALUE 1
ANA VALUE 3等
75% 210 52
ANA SUPER VALUE 21・28・45・55・75等 75% 210マイル 52マイル
個人包括旅行割引運賃
包括旅行DP割引運賃等
50% 140マイル 35マイル

 

ANAアメックスカードに入会すると、入会特典として1,000マイルが付与されます。

また、カード利用を継続すると毎年1,000マイル付与されます。

1,000マイルをそのままANAスカイコインに交換する場合、10,000マイル以下だと1マイル=1円になるので、1,000円分のスカイコインを利用することが出来ることになります、

ですが、実際に飛行機に乗って1,000マイルを貯めるのは結構大変です。

じゃらんなどの包括ツアーチケットを購入した場合、東京-大阪間を7往復して貰えるマイル数が1,078マイルなので、年会費がかかるとは言え保有しているだけで毎年1,000マイル貰えるのはかなお得です。

 

ANAマイレージクラブモバイルプラスについて

上記にも書きましたが、ANAアメリカン・エキスプレス・カードでは、Suicaやnanaco・楽天Edyなどのチャージでリワードポイントは付与されませんん。

ANAカードの中には、楽天Edyへのチャージでカード会社のポイントではなくANAマイルを貰えるカードがあります。

残念ながら、ANAアメリカン・エキスプレス・カードは、楽天EdyへのチャージでANAマイルは付与されません。

 

因みに、楽天EdyへのチャージでANAマイルが付与されるANAカードは、下記の通りです。

楽天Edyへチャージすると、200円につき1ANAマイルが自動的に積算されます。

  • ANA JCBワイドゴールドカード
  • ANA ダイナースカード
  • ANAカード プレミアム
  • ANAスーパーフライヤーズJCBゴールドカード
  • ANAスーパーフライヤーズダイナースカード
  • ANA JCBスーパーフライヤーズカード プレミアム
  • ANA ダイナーススーパーフライヤーズプレミアムカード
  • ANA VISAプラチナ スーパーフライヤーズ プレミアムカード

 

ANAアメリカン・エキスプレス・カードの場合、楽天EdyへのチャージでANAマイルは付与されませんが、楽天Edyを利用することでマイルをもらうことは可能です。

通常、「ANAアメリカン・エキスプレス・カード」を始めとするANAカードには、裏面に下記のような楽天Edyマークが入っています。

 

そして、この「ANAアメリカン・エキスプレス・カード」の楽天Edy機能を使って支払うことにより、200円につき1ANAマイルを貯めることが出来ます。

これは、クレジット機能のない「ANAマイレージクラブカード」でも、同じように利用でき同様にマイルが貯まります。

但し、「ANAマイレージクラブカード」で楽天Edyを使用する場合は、コンビニなどで現金でチャージをする必要があります。

 

そして、あることをすることによって、この200円=1ANAマイルの付与率をアップすることが出来ます。

まず1つ目:

楽天Edyには、対象店舗でお得にマイルを貯められる「Edyマイルプラス」という特典があります。

対象店舗にて楽天Edyで買い物をすると、200円につき2ANAマイル貯まるので、マイル付与率は2倍の1.0%と高くなります。

 

対象店舗は、下記の店舗になります。

  • ニホンレンタカー
  • 紀伊国屋書店
  • 大丸・福岡天神店
  • 沖縄ファミリーマート
  • エスカ地下街
  • アネックス(名古屋栄キタ)
  • マツモトキヨシ
  • はるやま

お得な特典と言いたいところですが、全国展開の対象店舗が限られているので少し残念な特典になっています。

 

次の付与率アップの条件は、月額330円(税込)の「ANAマイレージクラブモバイルプラス」に入会することです。

クレジットカードを所有していなくても、ANAマイレージクラブ会員なら加入することが出来ます。

「ANAマイレージクラブモバイルプラス」に入会することで、通常200円につき1ANAマイル貯まるところ200円につき3ANAマイル貯められるので、マイル付与率は1.5%になります。

通常のマイル付与率は0.5%なので、実に3倍多くANAマイルを貯めることが出来るのです。

 

また、この「ANAマイレージクラブモバイルプラス」は、基本的におサイフケータイ機能が搭載されているAndroid端末のみで利用できるサービスです。

おサイフケータイ機能が搭載されていないiPhone利用の方は、「ANAアメリカン・エキスプレス・カード」などのカード本体を利用します。

この制度はかなり使えそうなメリットですが、ここにもカード改悪の波がたどり着いてきており、これまで上限のなかった3倍マイル特典にも、月間積算ボーナスマイル数は最大2,000マイルまでと、2018年4月1日利用分より上限が設けられました。

 

メンバーシップ・リワードとANAマイルへの移行の件

「ANAアメックスカード」のポイントは、プロパーのアメックスカード同様に「メンバーシップ・リワード」のポイントが貯まります。

この「メンバーシップ・リワード ポイント」は、「ポイント移行コース」に登録することで有効期限が「無期限」になり、1ポイント=1マイルと交換が可能で、いつでも好きなタイミングで「ANAマイル」に交換することができるようになります。

※ANAマイルに移行した時点で、マイルの有効期限は3年になります。

 

「ポイント移行コース」に登録していない場合、翌々年度末日に期限が切れるため、「メンバーシップ・リワード ポイント」は有効期間は最短で2年・最長で3年ということになります。

但し、「ポイント移行コース」への参加費は年6600円(税込)なので、カードの年会費と合わせると年14,300円(税込)の維持コストが必要となります。

少しでもお金を節約したい人は、ポイントの有効期限直前にANAマイルの「ポイント移行コース」に登録する事で、コストを抑えることができます。

 

また、この「ポイント移行コース」の登録費用ですが、毎年払う必要はありません。

有効期限が切れる直前にポイント移行コースへ登録し、移行が終わったら解約すればいいので、最長3年ごと登録費用を払えばOKという事になります。

因みに、「ANAアメックスゴールドカード」の場合は、年会費が34,100円(税込)と高くなりますが、この「ポイント移行コース」の費用を払う必要がなく、さらに「リワードポイント」の有効期限も無期限になります。

 

プロパーのアメックスカードでリワードポイントをANAマイルに交換する場合、2,000ポイント=1,000マイルの交換率になります。

1,000ポイントを1,000マイルに交換するためには、年会費3,300円(税込)の「メンバーシップ・リワード・プラス」と、年会費5,500円(税込)の「メンバーシップ・リワード ANAコース」への両方の登録が必要なので、合計8,800円(税込)の追加の年会費が必要になります。

アメックスグリーンの年会費は13,200円(税込)なので、ANAマイルを最大限に交換するためには、8,800円(税込)と合わせて計22,000円(税込)のコストがかかります。

ANAマイルへの移行と上限マイルについて

上記でも、ANAアメックスカードの特典として、フライト時&入会・継続時のボーナスマイルの件を説明しましたが、その他にも色々と特典がついています。

まず、移行できるANAマイルの上限の件です。

 

プロパーのアメックスカードの場合、ANAマイルへ移行できるポイントの上限は、1年間(1月1日-12月31日マイレージ付与完了日)で4万ポイント(=4万マイル)になります。

メンバーシップ・リワード・プラスに未登録の場合は、1年間8万ポイント(=4万マイル)になります。

何故未登録の場合のマイル数のほうが多いのかと言うと、未登録の場合は年会費がかからない代わりに、交換比率が登録している場合の半分になるからです。

要するに、どちらの場合もANAマイルに移行したら4万マイルになります。

 

2018年12月31日までは上限8万マイルですが、2019年1月1日より上限は半分の4万マイルまで半減されることになります。

もしプロパーのアメックスカードをお持ちで、4万ポイント以上(リワードプラスに未登録の場合は8万ポイント以上)のリワードポイントを所持している場合、2018年12月16日まで(ANAへのポイント移行が2回目移行の方は12月24日まで)に移行の手続きをした方がメリットが大きいです。

 

ANAアメックスカードの場合は、移行マイルの上限はありません。

もちろん「ポイント移行コース」に「登録する・登録しない」かで交換比率が変わってきますが、移行できるリワードポイント数は無制限になります。

これらの点から考えると、ANAマイルを重点的に貯めている方は、アメックスカードよりもANAアメックスを所有している方がよりメリットが大きいと言えます。

というよりも、「ANAアメックスカード」は、ANAマイルを効率的に貯めるためのカードという事になります。

 

尚、プロパーのアメックスカードを複数枚持っている場合、各カードからの交換分を合算して計算できますが、アメックスカードの分をANAアメックスカードに合算させることは出来ません、

プロパーのアメックスカードとANAアメックスカードを両方所有していた場合、それぞれ別々に申請する必要があり、「ポイント移行コース」に登録すると料金はダブルで支払う必要があります。

 

空港ラウンジが利用できる特典について

「ANAアメックスカード」を所有していることでかなり利用価値があるのが、カード会社提携の空港ラウンジ(カードラウンジ)を無料で利用することが出来ることです。

他のゴールドカードでは同伴者は有料になるのですが、家族カードを持っていない奥様や友人など、アメックスカードの場合は同伴者1名まで無料なのは非常にありがたいです。

もし夫婦で本カード・家族カードの2枚を持っていたら、他に2名分無料で利用できることになります。

通常、カード会社提携の空港ラウンジはゴールドカード以上の会員が利用できるのですが、アメックス系の場合はグリーン(一般カード)でも利用できるので、実質ゴールドカード対応ということになります。

 

但し、上記にもカード会社提携の空港ラウンジと記載があるように、航空会社の空港ラウンジとは別のラウンジになります。

通常、空港ラウンジにはカード会社提携の空港ラウンジと航空会社の空港ラウンジの、2種類の空港ラウンジがあります。

何が違うかと言うと、サービスが全然違います。

これは、後で説明します。

 

まず、カード会社提携の空港ラウンジの利用には予約は必要ありません。

入口のカウンターで航空券と利用できるクレジットカードを提示すれば入ることが出来ます。

ラウンジを利用できるクレジットカードを所有していなくても、普通に料金を支払えば入ることは出来ます。

例えば、羽田空港にあるカード会社提携の空港ラウンジマップは下記の通りで、空港内に何ヶ所かあります。

 

 

ハワイ・オアフ島の空港にも、カード会社提携の空港ラウンジはあります。

ハワイには日本人の旅行者が多いので、日本便の出発前はかなり混んでいます。

 

羽田空港の第1ターミナル「エアポートラウンジ(中央)」と第2ターミナル「エアポートラウンジ(北)」にはシャワーが完備していますが、無料ではなく有料(1,030円)で利用できます。

利用できるクレジットカードは下記の通りです。

 

これらのカードラウンジに対して、ANAやJALなどが提供しているのが航空会社の空港ラウンジです。

これらの空港ラウンジを利用できる基本的な条件としては、下記のような方が利用できます。

  • 航空会社の上級会員
  • ビジネスクラス以上の航空券を所有
  • プライオリティ・パスを所有

 

ANAが提供している空港ラウンジに、「ANA LOUNGE」があります。

 

ANAの空港ラウンジ「ANA LOUNGE」の場合、下記の条件を満たす方が利用できます。

  • ダイヤモンド・プラチナ・ブロンズメンバーの方、スーパーフライヤーズカード所有者
    ブロンズメンバーの場合、1,000マイル又は2アップグレードポイントが必要
  • 国内線の場合、プレミアムクラスを利用する方
    国際線の場合:プレミアムエコノミー・ビジネスクラス・ファーストクラスを利用する方
  • 下記のANAカードプレミアムの所有者
    ANA VISAプラチナ プレミアムカード、ANA JCB カードプレミアム、ANAダイナースクラブプレミアムカード、ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード、CTBC ANA JCB Eternity カード
  • スターアライアンス・ゴールドメンバーの方
  • 有料ラウンジサービス利用者
    1.ANAウェブサイトから出発時刻24時間前までに購入:4,000円(税込/1人)
    2.空港カウンターにて当日購入:6,000円(税込/1人)
    国内線:羽田空港、国際線:羽田空港と成田空港

また、ANAの空港ラウンジにも上位クラスの「ANA SUITE LOUNGE」があります。

写真の左側に「ANA LOUNGE」、右側に「ANA SUITE LOUNGE」があります。

 

「ANA SUITE LOUNGE」を利用できる方は、下記の条件を満たす方になります。

  • 最上位のダイヤモンドメンバーの方
  • 国際線ファーストクラスを利用する方
  • ANAミリオンマイラープログラム「ラウンジアクセスカード」を所有している方
  • 「ANA SUITE LOUNGE」利用券の所有者
    利用可能な空港ラウンジ
    国内線:羽田、新千歳、伊丹、那覇空港
    国際線:羽田、成田空港

JALの場合も、ANA同様に会員ステイタスや搭乗クラスによって、利用可能なラウンジが決まっています。

 

そして、カードラウンジと航空会社ラウンジには大きな違いがあります。

項目 カードラウンジ 航空会社ラウンジ
入場条件 指定のクレジットカードのゴールドカード以上の会員
※一般客でも料金の支払いで入場可
・上級カードメンバー
・アライアンスプレミアムメンバー
・プレミアム/ビジネスクラス以上
・利用券を所有
などの条件を満たす事が必要
場所 主に一般エリア(保安検査場を通る前や到着ロビー)
羽田空港など制限区域内の場合もあるが、搭乗口からは離れている事が多い
制限区域内
搭乗口にも近いので、出発間際までのんびり出来る
※ANAアライバルラウンジなど、一部制限区域外にもある
食事 基本的には無い、あっても有料
※一部でおつまみや軽食が用意されている場合もある
無料
国内線:スナック/おつまみ類
国際線:ホテルの朝食ビュッフェ並みの食事を提供
ソフトドリンク 無料 無料
アルコール 有料
場所によっては缶ビール1杯無料
※プレミアムラウンジ セントレアは、アルコール飲み放題無料
無料(ビール、ウイスキー、日本酒等)
空間・広さ 航空会社ラウンジに比べると狭さを感じる 広々とゆったりしている
シャワールーム 基本的には無い、あっても有料 無料
◇国内線:ANAダイアモンドメンバーが利用できる「ANAスイートラウンジ」に設置
JALの場合、JMBサファイア会員が利用できるサクララウンジにもシャワー完備
◇国際線:ANA・JALともにシャワー完備
客数 多くのカード会社で共有しているため、常に混雑している 時間帯によっては混雑するが、比較的余裕がある
Wifi・電源等 利用可能だが、電源が設置されていない席もある 利用可能、電源も充分
その他の設備 席のみが多いが、一部テーブルも有る キッズルーム・個室・レディースラウンジ等が用意されているラウンジも有る

 

カードラウンジでは、基本的にコーヒーやソフトドリンクのみの提供が多く、アルコールやスナック・軽食を提供している航空会社に比べると、やはり見劣りがします。

また、カードラウンジは保安検査を行う前の一般エリアにある場合が多く、夏季休暇・ゴールデンウィーク・年末年始などの混雑時には保安検査場も混み合うため、早めにラウンジを出る必要があり落ち着いて利用ができない場合もあります。

航空会社の国内線ラウンジではアルコールが無料で飲めるので、酒飲みにとってはかなり有意義に過ごせる場所ですが、私みたいにお酒が飲めない利用者から言わせると、国内線のカードラウンジとANAラウンジを比較した場合、設置場所と混雑を除けばいつもそこまでの差は感じません。

但し、観光地として有名な地方空港のカードラウンジ(例えば、那覇空港のラウンジ華)などは、最盛期にはゲートの待合室と同じぐらいに混み合うこともあるので、飲み物を無料で飲めることぐらいしかメリットを感じない時もあります。

 

JALとANAの国内線ラウンジを比較した場合、ANAプラチナサービスと同等のJMBサファイア会員が利用できる「サクララウンジ」にもシャワーが完備してあるので、国内線のラウンジはJALの方が分があるような気がします。

国際線の航空会社ラウンジの場合、ANA・JALともにホテルのビュッフェ並みの食事を提供しているので、出発までの時間の使い道としては両方ともかなり満足できます。

そして、航空会社ラウンジの価値を充分に享受できるのは、国内線利用時よりも国際線の利用時だと個人的には思います。

 

ANAアメックスカードの場合、ゴールドカードにアップグレードした後、ANAプレミアムメンバーへの条件を達成した上でスーパーフライヤーズカードへ変更することが可能です。

「ANAアメックスゴールド・スーパーフライヤーズカード」を取得すれば、カードを解約しない限り永続的に「ANAプレミアムメンバー」及び「スターアライアンス・ゴールドメンバー」の地位を確保でき、ANAラウンジ及び世界中のスターアライアンス提携航空会社ラウンジも利用できます。

通常、航空会社のプレミアムメンバーへの条件を達成した場合、ラウンジなどの特典を利用できるのは1年間のみとなっています。

要するに、毎年継続してプレミアムポイント取得の条件を達成しないと、翌年の権利を失うのです。

ですが、ANAのスーパーフライヤーズカードの場合、条件を達成した後にスーパーフライヤーズカードへの切り替えを行うことで、そのカードを解約するまで永続的にプレミアムメンバーとしての特典を受けられるのです。

 

ANAアメックスカードの場合、一般カードでありながら他のゴールドカードと同等のカードラウンジを利用できます。

そして、ANAアメックスカードを所有したいという方なら、その理由の一つにANAマイルを効率的に貯めたいという希望もあるはずです。

もし、ANAマイルを貯めることを目標にしているのなら、最終的にスーパーフライヤーズカードの取得を目指し、永続的に「ANAラウンジ」を利用する権利を得るのも悪くありませんよね?

 

先日、個人的にANAアメックスカードをANAアメックスゴールドカードへアップグレードしました。

そして、その理由が「ANAアメックスゴールド・スーパーフライヤーズカード」を取得するためです。

その記事は、下記に記載しています。

 

手荷物無料宅配サービスについて

海外旅行の帰国時に、空港から自宅まで会員一人につきスーツケース1個を無料で配達できる、「手荷物無料宅配サービス」を利用できます。

通常のクレジットカードだと、これもゴールドカード以上のサービスになりますが、ANAアメックスカードの場合は一般カードにもかかわらず基本のサービスとして付帯されています。

全ての国際空港で利用できるというわけではありませんが、成田国際空港・中部国際空港・関西国際空港の3ヶ所の主要国際空港で利用できます。

 

疲れて帰って来たのに、また電車やバスを乗り継いで大きな荷物を運ぶのは、結構しんどいですよね?

一つでもいいので、重たい荷物を運ぶ作業から開放されるのはだいぶ楽になるし、しかも大きなスーツケースを送るのに空港から宅配便で送ると1個2,500~2,700円ほどかかります。

この料金も無料になるのですから、こんなにお得な特典はないでしょう。

一つだけ残念なのは、羽田空港からの利用が含まれていないという事です。

 

下記のカウンターで、搭乗券とカードを提示して「手荷物無料宅配サービス」の利用をお願いすれば、問題なく荷物を預かってくれます。

私も、何度か利用しました。

都内在住なので成田からだと翌日には荷物も届くし、かなり重宝しています。

空港名 引き取り場所 営業時間
成田国際空港 第1ターミナル: 北・南1階(到着階)
JALエービーシーカウンター
6:00~最終便
成田国際空港 第2ターミナル: 本館1階(到着階)
JALエービーシーカウンター
6:00~最終便
中部国際空港 2階(到着階)
手荷物サービスカウンター
7:00~22:00
関西国際空港 1階南(到着階)
JALエービーシーカウンター
6:15~22:30

 

Apple Payの利用について

ANAアメックスカードは、Apple Payにも対応しており、Apple Payに登録すると自動的に「QUICPay」として割り当てられます。

「QUICPay(クイックペイ)」とは、簡単に言うと後払い方式(ポストペイ型)の電子マネーの事です。

「QUICPay(クイックペイ)」の他に、「iD」というポストペイ型電子マネーもあります。

 

後払い方式(ポストペイ型)の電子マネーは、利用した金額が月毎に計算され、毎月締め日にクレジットカードに自動請求されるため、カード自体に事前チャージは不要です。

対極の先払い方式(プリペイド型)電子マネーには、Suica・nanaco・楽天Edy・WAON・PASMO・TOICA・ICOCA・KiTaCa・SuGoCaなどがあります。

 

先払い方式(プリペイド型)電子マネーは、事前にチャージが必要な電子マネーで、カード内にお金がチャージされていないと使用できません。

ですから、後払い方式(ポストペイ型)電子マネーは、支払う前に「カード内に充分なお金が入っているかどうか?」などの心配をせずに買い物ができます。

 

「iD」とは、株式会社NTTドコモが運営している電子マネーで、ドコモおよびドコモと提携する会社が利用しています。

対する「QUICPay(クイックペイ)」は、JCBが開発した電子マネーです。

 

両方とも、ソニーが開発したFeliCaを採用した決済(電子決済)サービスであり、基本的には機能も使用法も同じ、単に運営会社が違うというだけです。

どちらかというと、nanacoにも搭載されている「QUICPay(クイックペイ)」の方が、使い勝手がいいかもしれません。

 

ANAアメックスカードは、Apple Payを利用した場合ですが、もちろんポイントは貯まります。

但し、電子マネーへのチャージポイントは付与されないので、WalletアプリのSuicaにチャージをしてもポイントは付与されません。

アメックス系のカードの弱点は、電子マネーへのチャージポイントが全く付与されない事です。

 

 

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