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楽天カードについて
「楽天カード」は、ご存知「楽天」が発行しているクレジットカードで、非常にメリットが多く、色々な紹介サイトでも常に上位にランク付けされるお勧めのカードです。
ご自分が、楽天ショッピングの常連であれば、絶対持っておいて損はしないカードです。
2016年末に、楽天はFCバルセロナと2017-18シーズンから4年間のグローバルメインスポンサー契約を結び、バルサのユニフォームに「Rakuten」の文字が入ります。
実際、バルサの本拠地「カンプ・ノウ」に行って写真を撮ってきました。
楽天のマークが入ってます。
2017年秋からは、バルサデザインの楽天カードも登場しているので、クレジットカード申込みを考えている特に「バルセロナファン」は、FCバルセロナデザインの「楽天カード」は狙い目ですね!
下記は、「バルサデザインの楽天カード」のサンプルですが、バルサファンにとってはたまりませんね…
バルサデザインの「楽天カード」、個人的に欲しい…
国際ブランドは、JCBとMasterCardの2種類になります。
2019年3月18日(月)よりVISAも追加となり、計3種類になります。
楽天カードには、現在下記の10種類のクレジットカードが存在しており、それぞれの国際ブランドは下記の通りになっています。
各カードごとに、それぞれ特徴があります。
カードの種類 | 国際ブランド |
---|---|
楽天カード | VISA、MasterCard、JCB、AMEX |
楽天PINKカード | VISA、MasterCard、JCB |
楽天ANAマイレージクラブカード | VISA、MasterCard、JCB |
楽天ゴールドカード | VISA、MasterCard、JCB |
楽天プレミアムカード | VISA、MasterCard、JCB |
楽天ブラックカード | MasterCard、JCB |
楽天銀行カード | JCB |
楽天カード アカデミー | VISA、JCB |
楽天ビジネスカード | VISA |
ヴィッセル神戸オフィシャルサポーターズカードV-style | VISA |
楽天カードの年会費は永年無料
楽天カードの国際ブランドには、VISA/MasterCard/JCB/AMEXの4種類あり、カードのデザインは通常デザインとパンダデザインの2種類あります。
2018年9月25日より、国際ブランドにAMEXが追加されました。
国際カードとしてかなり知名度が高いアメックス、正式名称は「楽天カード・アメリカン・エキスプレス・カード」という長い名前になっています。
これは、楽天カードとアメックスが、正式名称を入れるようにお互いに主張した妥協案ということです。
楽天カードのアメックスブランドは、他の国際ブランド同様なんと年会費無料です。
但し、「アメリカン・エクスプレス・コネクト」を使える特典以外は他の楽天カードと機能は同じで、アメックスブランドを選んだ方がいいかどうかは少し微妙…
そして、楽天カードのアメックスブランドは、海外ATMでのキャッシングは利用できません。
海外でよくカードを利用する方には、アメックスブランドを選ぶメリットはあまり無いかもしれませんね…
アメックスの特典を存分に享受するには、やはりプロパーのアメックスカードやANAアメックスカードなど選ぶべきだと思います。
「パンダデザイン」は、MasterCard/JCBの2種類だけです。
また、旧タイプの「楽天カード」は、楽天Edy搭載の楽天カードでしたが、新カードは更に楽天ポイントカード機能が搭載された「楽天Edy&楽天ポイントカード搭載の楽天カード」になり、メリットが更に拡充されています。
さらに、これまでの楽天カードは、下記のように名前が「楽天」の日本語でしたが、楽天グループのグローバル化を進めている関係上、「Rakuten」のアルファベット表示に変わっています。
「楽天カード」は、平成28年度JCSI(日本版顧客満足度指数)調査では満足度No.1で、これは8年連続で顧客満足度No.1だということです。
まず、「楽天カード」の大きなメリットとして上げられるのが、「年会費は永年無料」です。
また、家族カードの年会費も永年無料になります。
※楽天プレミアムカードと楽天ゴールドカードの場合、家族カードの年会費は550円(税込)になります。
家族カードで利用した分の楽天スーパーポイントは、本カード会員のポイント口座に貯まります。
年会費は無料ということですし、様々な入会キャンペーンがあるので、家族カードではなくて家族名義の楽天カードを作るのも「有り」かもしれません。
その場合、楽天スーパーポイントはそれぞれ家族名義ごとのポイント口座に貯まるので、合算は出来ません。
年会費無料だけがメリットのカードだとあまり意味はありませんが、「楽天カード」の場合は、その他にもメリットが数多くあるので、常に人気上位のカードになる理由がわかります。
楽天カードの還元率について
「楽天カード」の還元率は、1.0%です。還元率で選ぶなら、P-One Wizの1.5%、リクルートカードの1.2%など、お勧めの高還元率のカードがいくつかありますが、「楽天カード」も数少ない還元率1.0%のカードの一つなので、ポイントを貯めるには最適なカードの一つです。
ポイントは利用1回ごとではなく、100円ごとに1ポイント貯まります。(※送料・ラッピング料は付与対象外)
100円以下の価格に対してはポイントは付きませんが、月間利用合計金額に対して100円ごとに1ポイントなので、100円以下になってポイントを失うのは最小限に抑えられます。
ですから、普段100円未満の商品を頻繁に購入する方であっても、その商品ごとのポイント精算ではないので、それほど気にする必要はないということです。
100円ごとに1ポイントが付与されるカードは、他にもいくつかあります。
例えば、「Yahoo! JAPANカード」だと、利用単位ごとのポイント精算になります。
仮に、1,380円、9,260円、12,690円の買い物をしたとします。
そうすると、「Yahoo! JAPANカード」のクレジットポイントは、13ポイント+92ポイント+126ポイント=231ポイントとなります。
これが「楽天カード」の月間合計に対するポイントだと、1,380円+9,260円+12,690円=23,330円なので、233ポイントになります。
買い物点数が少ないとそんなに差は感じませんが、10点・20点と買い物点数が増えると、その差がぐんと大きくなります。
という事で、ポイント精算に関しては、「Yahoo! JAPANカード」よりも「楽天カード」の方が断然得します。
それから、税込金額に対してポイントが付与されるので、地味に得します。
例えば、月のカード使用合計金額が税抜き15,000円だったとします。
税込みにすると、16,200円になるので、税抜きだったら150ポイントが、税込みだと162ポイントになります。
計算してみると、結構お得になります。
また、他とちょっと違うのは、ポイントを利用して支払った場合でも、ポイントが付与されるのです。
(但し、クーポン値引きの場合は、値引き後の金額に対してポイントが付きます。)
例えば10,000円の商品を、5,000ポイントを利用して通常購入したとします。
ポイント利用分は、ポイント付与から除外する場合だと、付与されるポイントは50ポイントになります。
ですが、ポイント利用分にもポイント付与されると、付与されるポイントは100ポイントになります。
楽天市場での買い物は、ポイントいつでも3倍
「楽天カード」を利用して楽天市場で買い物をすると、随分お得になります。
楽天市場でよくショッピングする方は、この「楽天カード」をメインカードとして利用すれば、ポイントは間違いなく貯めやすいです。
例えば、楽天市場で10,000円の買い物をした場合、
楽天会員だが楽天カードがない場合、
10,000円 × 基本ポイント1% = 100ポイント
になります。
ところが、「楽天カード」で支払うと、
10,000円 × (基本ポイント1% + 楽天カード利用ポイント2%) = 300ポイント
になります。
こうやって数字にして計算してみると、一目瞭然でメリットがわかりますよね?
さらに、楽天市場では、期間限定で様々なキャンペーンを開催しています。
例えば、「楽天カード」を利用して、全ショップポイント2倍期間に、ポイント5倍ショップで買い物をした場合、
10,000円 × (基本ポイント1% + 2倍期間分1% + 5倍ショップ利用分4% + 楽天カード利用ポイント2%) = 800ポイント
になります。
楽天市場のメルマガを注意深く見ると、ポイントが増える期間限定のキャンペーンは定期的に開催されています。
緊急に購入しないでもいい商品は、なるべくキャンペーン期間中に「楽天カード」で購入すると、ポイントは凄く貯めやすくなります。
また、同じ金額の商品でも、店舗によってはポイントの倍数が違ったりする場合があります。
特に、価格が高い商品に関しては、検索してポイント倍率をチェックすることをお勧めします。
それと、1回の購入/サービスで、使えるポイントの上限は30,000ポイントまでと決まっています。
楽天以外の街中などにある加盟店では、上限は5,000ポイントまでとなっています。
個人的に、ポイント10倍期間の時に、たまたまヒューレット・パッカード楽天店でノートPCを購入したら、13,700ポイントほど期間限定ポイントを貰ったので、ポイントが無くなる前に普段は絶対に自分では購入しない高級ウナギなど、幾つかの商品を全て無料で受け取りました。
私の場合、「楽天カード」を持ち合わせていないので、もし「楽天カード」を持っていたとしたら、更に楽天カード利用分の2%、約2,700ポイントが加算されることになります。
「約2,700ポイントも損をしたのか~」と考えると、ちょっと複雑な気分です。
nanacoやSuicaへのチャージでポイントは付与される?
「楽天カード」は、お勧めカードとしてどこのカード比較サイトでも上位に挙げられるほど人気のあるカードです
というのは、nanaco・モバイルSuica・SMART ICOCAへのチャージでポイントが付く、非常に便利でポイントが貯めやすいカードだったからです。
ですが、最近は若干風向きが変わりつつあります。
なぜかというと、2017年11月1日からは、「nanaco」「モバイルSuica」「SMART ICOCA」へのチャージは、全てポイント対象外になってしまったからです。
このため、お勧めカードとしての地位は確実に下がるものと思われます。
現在、「楽天カード」から電子マネーへのチャージでポイントが付与されるのは、「楽天Edy」のみとなっています。
「楽天カード」を所持もしくはこれから申し込むことを考えている方で、電子マネーをコンビニなどでよく利用するという方は、集中的に「楽天Edy]へのチャージを行ったほうがいいかもしれません。
ところで、なぜ電子マネーへのチャージでポイントが付与されるとそんなに有利なのかと言うと…
まず「nanaco」を例に取ると、セブンイレブンでは、nanacoで税金(所得税、住民税、国民年金、国民健康保険、固定資産税、自動車税、不動産取得税など)や公共料金などの支払いができるからです。
(※2019年以降の所得税納付書はQRコードで発行されるみたいですが、セブンイレブンのレジで支払うにはバーコード納付書が必要みたいです。)
税金や公共料金払いのnanaco利用分に対するポイントはつきませんが、nanacoにチャージしてポイントが付けば、金額の大きな税金や公共料金はポイントが貯まりやすいので、かなりお得だというわけです。
通常、税金や公共料金払いの金額は大きいことが多く、nanacoへチャージすることで大きくポイントを貯めることが出来るのです。
また、セブンイレブンで通常の商品を購入した場合、nanacoへのチャージもらえるポイントの他にも、nanacoポイントも貰えるのでポイントの2重取りも出来るということになります。
現状では、電子マネーで税金を支払うことが出来るのは、WAONとnanacoのみになります。
しかし、WAONで税金や公共料金を支払うことが出来るコンビニは、現状では「ミニストップ」のみです。
その上、オートチャージでのみポイント付与、オートチャージは1日1回のみ、税金の支払いも5万円が上限、複数のWAON払いは不可、などと制限が非常に多いのです。
ですから、どこにでもあるセブンイレブンで使えるnanacoにチャージして、ポイントがもらえるクレジットカードは非常にポイントが貯めやすいカードなのです。
nanacoチャージについては、コチラでも書いています。⇒nanacoで公共料金や税金、国民健康保険や年金を払ってポイントを貯めることは可能?
また、Suicaへのチャージでポイントが付くのも、非常に大きなメリットです。
特に、仕事上電車をよく利用される方、定期券が必要な方、最近は特にApple Payをよく利用する方には、Suicaチャージでポイントが付くカードはポイントを貯めるのに好都合です。
現在、Apple PayでSuicaにオートチャージできるのは「ビューカード」だけですが、オートチャージは出来なくても、Walletアプリに登録することでクレジットカードからSuicaに直接チャージできます。
但し、「Walletアプリ」に登録したVisaカードからは、直接Suicaにはチャージできないので、VisaカードでSuicaにチャージするには「Suicaアプリ」への登録が必要になります。
JCBとMasterCardブランドのクレジットカードからは、「Walletアプリ」から直接Suicaにチャージできます。
上にも述べたように、Suicaにオートチャージ出来るのは「ビューカード」のみですが、オートチャージは便利である反面、お金の管理が苦手な方にとっては危険です。
と言うのは、設定した金額を下回ると自動的にお金がチャージされるので、いくら使ったかわからなくなる恐れがあるからです。
ですから、Suicaにオートチャージ出来ないクレカが、Suicaにオートチャージ出来る「ビューカード」に劣るかというと、そこまでのデメリットにはならないでしょう。
それよりも、Suicaへのチャージでポイントが付く事自体が、大きなメリットになるのです。
Apple Pay(アップルペイ)に関する詳細はコチラ⇒Apple Payについて
「楽天カード」は、このように「nanaco」や「モバイルSuica」へのチャージでポイント付与されるカードとして、大きくポイントを貯めることができる便利なカードだったのですが、これらの大きなメリットがなくなったことは非常に残念に思います。
しかし、nanacoやsuicaなどの電子マネーへのチャージポイント付与が廃止されるカードは、何も「楽天カード」だけではありません。
コチラで詳しく書いています⇒クレジットカードのサービス改悪について
最終的に、グループ会社が発行する電子マネーへのチャージでしかポイントは付与されなくなるのでは…?と個人的には考えているのですが、これに関しては予想が外れることを願います。
そう考えると、
- nanaco⇒セブンカード・プラス
- suica⇒ビューカード
- 楽天Edy⇒楽天カード
他のカードの電子マネーチャージポイント付与特典がなくなっても、上記のカードに関してだけは最後までメリットが残るような気がします。
という事で、「楽天カード」を所有する場合、積極的に「楽天Edy」を利用してお得感を味わうのが最善の方法でしょう。
楽天ポイント加盟店で利用すれば効率よくポイントゲット
ポイントが貯められるのは、もちろん楽天市場だけではありません。
全国の楽天ダイニング加盟店で使えば、ポイント2倍になります。
楽天カード会員サイトから、事前エントリーが必要になるお店もありますので、使用する前にチェックしてからご利用下さい。
例えば、
楽天ダイニング加盟店 | ポイントアップ倍率 |
---|---|
ローソン | 楽天カード払いで2%(要エントリー) |
庄や | 楽天カード払いで2% |
個室居酒屋 くいもの屋わん | 楽天カード払いで2% |
はなの舞 | 楽天カード払いで2% |
紅とん | 楽天カード払いで2% |
紅虎餃子房 | 楽天カード払いで2% |
カラオケの鉄人 | 楽天カード払いで2% |
世界の山ちゃん | 楽天カード払いで2% |
白木屋 | 楽天カード払いで2% |
魚民 | 楽天カード払いで2% |
などをはじめとする、チェーン店や人気の和食・中華・居酒屋・ダイニングバー・エスニック料理・その他エンターテイメント施設などで、楽天カードを使用すればポイントゲットできます。
また、楽天ポイント加盟店で使えば、最大ポイント3倍になります。
楽天ポイント加盟店 | ポイントアップ | 最大ポイント倍率 |
---|---|---|
大丸 | 楽天カード払いで2%+ポイントカード提示で2% | ポイント最大4%(要エントリー) |
松坂屋 | 楽天カード払いで2%+ポイントカード提示で2% | ポイント最大4%(要エントリー) |
コナカ | 楽天カード払いで1%+ポイントカード提示で1% | ポイント最大2% |
スーツセレクト | 楽天カード払いで1%+ポイントカード提示で1% | ポイント最大2% |
くら寿司 | 楽天カード払いで1%+ポイントカード提示で0.5% | ポイント最大1.5% |
コンビニ ポプラ | 楽天カード払いで1%+ポイントカード提示で1% | ポイント最大2% |
プロント | 楽天カード払いで1%+ポイントカード提示で0.5% | ポイント最大1.5% |
ペッパーランチ | 楽天カード払いで1%+ポイントカード提示で1% | ポイント最大2% |
温野菜しゃぶしゃぶ | 楽天カード払いで1%+ポイントカード提示で0.5% | ポイント最大1.5% |
ツルハドラッグ | 楽天カード払いで1%+ポイントカード提示で0.5% | ポイント最大1.5% |
ウェルネス | 楽天カード払いで1%+ポイントカード提示で0.5% | ポイント最大1.5% |
くすりの福太郎 | 楽天カード払いで1%+ポイントカード提示で0.5% | ポイント最大1.5% |
WANTS | 楽天カード払いで1%+ポイントカード提示で0.5% | ポイント最大1.5% |
レディ | 楽天カード払いで1%+ポイントカード提示で0.5% | ポイント最大1.5% |
上新電機 | 楽天カード払いで1%+ポイントカード提示で0.5% | ポイント最大1.5% |
つるやゴルフ | 楽天カード払いで1%+ポイントカード提示で1% | ポイント最大2% |
好日山荘 | 楽天カード払いで1%+ポイントカード提示で1% | ポイント最大2% |
下記は、楽天Edy払いでポイントが付与されます。
楽天ポイント加盟店 | ポイントアップ | 最大ポイント倍率 |
---|---|---|
ミスタードーナツ | 楽天Edy払いで0.5%+ポイントカード提示で1% | ポイント最大1.5% |
マクドナルド | 楽天Edy払いで0.5%+ポイントカード提示で1% | ポイント最大1.5% |
お店によっては、他のお店の楽天カードも利用できるところがありますが、中には自社専用の場合もありますので、利用時に確認をしたほうがいいです。
複数のカードを持つのは面倒だという方は、インターネットから楽天ポイントクラブにアクセスして、「楽天ポイントクラブ」のページの「本人の名前」「保有ポイント数」の下に、「楽天ポイントカードご登録情報」という欄から「カードの確認・追加・一時停止・削除」にアクセスして登録をします。
1つの楽天会員IDに対し、お店やチェーン毎に作ったポイントカードを、最大15枚まで登録することが可能です。
そして、楽天ポイントアプリをスマホにインストールし、ご自分の楽天ID&パスワードでログインします。
ログインすると、ご自分のトータルの楽天ポイントが反映されているはずで、専用の楽天ポイントカードのバーコードも表示されます。
そのバーコードをお店に表示しスキャンしてもらえばOKです。
そうすると、いつも財布の中に複数のポイントカードを持ち歩く必要がありません。
また、もし今月は楽天カードを使いすぎたと思ったら…
楽天カードで支払いをせずに、楽天ポイントカード加盟店で提示すれば、100円につき1ポイントが付与されます。